Vous êtes sur la page 1sur 2

マスジド大塚金曜日礼拝ホトバ 要約 (2010年11月19日)

――悪魔の計略と、それへの対抗手段――

あらゆる称賛は、萬養育の主アッラーのもの。預言者ムハムマドに祝福と平安がありますように。

信者たちよ、本日のホトバは、悪魔の計略と、それへの対抗手段についてである。
アッラーは、クルアーン・高壁章において次のように述べておられる。
「アーダムの子孫よ、お前たちは悪魔に惑わされてはならない。悪魔たちが昔お前たちの祖先に、恥ずかし
いところを見せる為に彼ら二人の衣装を奪い、楽園から追われたように。彼(悪魔)とその一味は、お前た
ちの見えない所からお前たちを見ている。誠、われは悪魔を不信心な者たちの友とした。
」 (7 章 27 節)
イブリス(悪魔)は、積極的な攻撃によって人の心や感情を欺くものである。その攻撃はその為の歩兵、騎
兵によりゴウゴウと攻め寄ってくるものである。
アッラーは、クルアーン・夜の旅章において次のように述べておられる。

『お前の声で、彼らの中の出来る限りの者を動揺させ、お前の騎兵や歩兵で彼らを攻撃しなさい。彼らの財
産や子供つくりに力を貸し、うまそうな約束を交わさせよ。
』 だが悪魔の約束は欺瞞に過ぎない。
」(17 章
64 節)
信者たちよ、悪魔のこうした企みを知りなさい。悪魔の邪悪な策略について考えてみなさい。これは、間違
った道と救済の道とを提示している大層大切なものである。というのは、アッラーは二つの道を支配され、
二つの道を明確にしておられる。

信者たちよ、悪魔は人の弱い所に焦点を合わせて近付いて来る。人間を誘惑する悪魔の歩みは、アーダムの
子孫がアッラーに併置して悪魔を崇拝する様にと徐々に変えて行く。
アッラーは、クルアーン・ヤー・スィーン章及びマルヤム章おいて次のように述べておられる。
「アーダムの子孫よ、悪魔に仕えてはならないとわれはお前たちに命じなかったか。彼(悪魔)はお前たち
の紛れもない敵である。
」(36 章 60 節)
「父よ、悪魔に仕えてはなりません。誠、悪魔は慈悲深き御方に逆らう者です。
」(19 章 44 節)
次のハディースを参考とするがよい。
「預言者さま(祝福と平安を)は述べられた。
『悪魔は、あらゆる小道
ででもアーダムの息子を待ち伏せし座っている。イスラームの道の上で人間を待ち伏せし、お前さんがムス
リムになるに当たって、爺ちゃんや父さんの宗教を捨てたのかいと声を掛ける。信仰を捨てる様に誘惑した
後、アーダムの子孫たちが変革、欲望、疑問の虜になるような別の方法を仕掛けてくる。
』」 怒りは、心に対
する反逆の行為であり、正常な心と考えを持つ者にとって怒りは平静さを失う原因となる。悪魔はどの様に
してアーダムの子孫を負かすのか。怒ったり、強い欲求を持った時を狙うのである。また悪魔は、金持ちが
物惜しみせずに寄付しようとするときには、貧乏に転落すると脅すのである。財産が凄く魅惑的なものであ
ると思わせ、不法な、ないし不道徳な手段で財産を築くように仕向けるのである。

アーダムの子孫の生活は、希望の海を泳いで過ごすものであるが、時には過ちへと導かれた道を欲しいまま
にする。悪魔は、アーダムの子孫に絵空事を約束し、不可能な事を約束する。弱い心は、この約束に従って
生き、その絵空事を楽しみ、子供が結果を考えることなく楽しむように楽しい時を過ごすのである。この呪
われた者、即ち悪魔は、アーダムの子孫をあらゆる道で待ち伏せし、約束を取り付ける。
アッラーは、クルアーン・高壁章において次のように述べておられる。
「悪魔は答えた。
『あんたが俺を惑わせたので、俺はあんたの正しい道の上で、人々を待ち伏せするのだ。
』」

『そして、俺は彼らを、前から後ろから、右からも左からも襲のだよ。あんたは彼らの多くが(あんたの慈
悲に対して)感謝しないことが分かることだろうよ。
』」(7 章 16--17 節)
悪魔は時には威嚇し、行うと約束はするが、悪魔の計画と悪事は脆いものであり、そうした陰謀は失敗する。
それは、もしも、しもべたちが信仰と純粋な崇拝という装備で自身の身を固め、主への信仰行為に熱中し、
主を信頼するならばのことである。
それについてアッラーは、クルアーン・蜜蜂章において次のように述べておられる。
「信仰して主にすがる者に対しては、
(悪魔は)如何なる力も持たない。
」(16 章 99 節)
悪魔は、イスラームの唯一の神を奉じる信仰を越えてまで威信も力も持つものではない。一方で、悪魔を友
として担ぎ上げ、アッラーを信じない者に対しては大きな力を発揮する。

信者たちよ、信者の或る者については、悪魔に冒されて、悪魔の囁きで悩まされ、踏み外し堕落する事は明
白である。とはいえ、出来るだけ早急に主の助けを求め、主の許に駆け込み、主に謝罪するならば、悪魔は
直ぐにも退却する。アッラーは、クルアーン・高壁章において次のように述べておられる。
「誠、主を畏れる者は、悪魔が彼らを悩ますとき、
(主を)念じれば、たちどころに目を開くだろう。
」(7 章
201 節)
信者たちの主への強い密着と絆は、彼らの敵とアッラーの敵から自らを守るものである。アッラーを思い、
アッラーの助けを求め、そして悪魔からの逃れ場所をアッラーに求める事によって、信者は悪魔の囁きや誘
惑を遠ざけることが出来るのである。

アッラーよ、私たちを、あなたさまを何時でも顧みる善い信者の一人となるように御導き下さい。
アッラーよ、私たちが正しい道を歩む事が出来るように御加護下さい。私たちの信仰心を強くして下さい。
アッラーよ、日本中に、世界中にイスラームを広められるように御力添え下さい。
アッラーよ、イスラームとムスリムたちの為に奉仕出来るように力と御加護を御与え下さい。
アッラーよ、病気の者たちを御治し下さい。仕事の無い者たちに清い仕事を御与え下さい。
アッラーよ、仕事に成功を、そして安心と安全を御与え下さい。アミィーン。

Vous aimerez peut-être aussi